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最近、めっきり寒くなりそろそろ本格的に寒さ対策が必要です。また、インフルエンザが流行する時期になってきました。
インフルエンザ様疾患患者の報告数は、全国で100万人以上になる年もあります。しかし、実数はその10倍にものぼる可能性があります。社会全体で見ると、インフルエンザ患者の大部分は15歳以下の学童です。一方、インフルエンザの死亡率は65歳以上の高齢者で高くなっています。
■インフルエンザウイルスとは?
インフルエンザウイルスにはA、B、Cの3型があります。
A型には多くの亜型があり、毎年変異を起こして新種が生まれています。B型には亜型はなく、新型の出現も大流行も起こりません。C型はまだ多くのことがわかっていません。
■インフルエンザはどこから?
B型はヒト以外に宿主は存在しませんが、A型はヒト、鳥類、豚、馬、アザラシ,クジラなどの多くの動物を宿主とします。
通常、鳥などから直接ヒトに感染することはありません。しかし、これらが季節的な渡り鳥として世界中にウイルスを撒き散らしています。
毎年、大流行を起こす原因は新種が出現するためだと考えられます。
■インフルエンザの症状は?
いわゆる普通の風邪症状と似ていますが、突然の発熱、悪寒、筋肉痛、関節痛が起こり、風邪症状と比較して、症状はかなり重いのが特徴です。その他、鼻汁、咽頭痛などの呼吸器症状や下痢、嘔吐、腹痛などの消化器症状などを伴うことが多いですが、その程度には個人差があります。高齢者や心臓、肺に基礎疾患を持つ人は心筋炎や肺炎などを合併して重症化しやすいので注意が必要です。
■インフルエンザの診断は?
ウイルス感染の診断は発病時と発症後2週間目の血液検査の比較で診断されますが、通常は典型的な症状の有無から推測しているのが現状です。
去年より簡易診断キットが開発され、その場で診断が可能となりましたが、100%診断できるわけではありません。
■インフルエンザの予防は?
ウイルスの直接侵入経路は目と鼻からの直接飛沫感染です。汚染された手や目で鼻を触ったりすることで感染が成立します。
流行時には人ごみや電車のつり革などは汚染されているものと考えてください。
インフルエンザウイルスは脂肪で被われているので、石鹸で手洗いすればウイルスは簡単に失活します。従って、外出後の手洗い、洗顔が大切です。
よくうがい励行!と言われますが、インフルエンザウイルスは咽頭(のど)、眼、また鼻粘膜に付着すると約20分で細胞中に取り込まれてしまうので、外出後のうがいは予防には無効であり、外出時にマスクをすることをお勧めします。
■抗インフルエンザウイルス薬について
昨年より新しくA型、B型に対して効果のある内服薬と吸入薬が発売されました。それにより大事に至らず症状が軽くすんだ方も多かったと思います。
しかし、早期診断および治療が重要なため普段からの予防が必要であると考えます。
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商品名(一般名) |
効能効果 |
剤型
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使用上の注意 |
リレンザ
(ザナミビル) |
A型、B型
インフルエンザウイルス |
吸入剤→
ドライパウダー |
発症後速やかに投与を開始すること
(48時間以内) |
タミフル
(リン酸オセルタミビル) |
A型、B型
インフルエンザウイルス |
カプセル |
発症後速やかに投与を開始すること
(48時間以内) |
シンメトレル
(アマンタジン) |
A型インフル
エンザウイルス
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錠剤、細粒 |
最長1週間の投与にとどめる |
■インフルエンザの予防に気を付けたいことは?
1.インフルエンザに負けない体力維持のために
・過労を避け十分な睡眠をとる。
・栄養と休養を十分にとる。
2.感染予防のために
・うがい、手洗いを励行する。
・人ごみをさける。
3.鼻、のど等を感染から守る為に
・マスクをする。
・加湿器等を使用する。
4.感染防御のためにワクチン接種をする
東新小岩クリニックでは、インフルエンザの予防接種を行っています。
お気軽にご相談ください。TEL 03-3697-3188
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