カテゴリー別アーカイブ: 栄養食事指導

はじめての男の介護食・料理教室

こんにちは、管理栄養士の矢治です。

インフルエンザが流行しておりますので、
皆さま、くれぐれも体調管理にはお気を付けください。

2019年、最初の投稿は・・・

1月19日に開催いたしました

「はじめての男の介護食・料理教室」

の紹介になります。

まず始めに。
嚥下調整食・介護食の食形態検索サイト、

「食べるを支える」

をご存知でしょうか。

20190125-1
http://www.shokushien.net/

このサイトには、
“地域”“安心して”暮らし続けるための、
食事に関する情報 が多数、掲載されています。

「はじめての男の介護食・料理教室」は、

この、「食べるを支える」のレシピ作成等を担当している
“管理栄養士チーム”が講師となり、企画した料理教室になります。

普段は“施設”“在宅”で活動している
管理栄養士(私を含め4人)による活動です!


突然、あなたの大切な方が倒れて・・・

昨日まで一緒に食べられていた食事を
大切な方がうまく食べられなくなってしまった時。

料理をあまりしてこなかったのに
大切な方のためにせざるを得ない状況下になってしまった時。

大切な方にとっての「食べやすい食事」をうまく提供できずに
奮闘されている方々・・・
今まで沢山出会ってまいりました。

“もしも”の時に備えて、
少しの知識と、少しの調理技術にふれておく機会を作ることができれば。


このような想いから始まった、介護食の料理教室。

20190128-1

1月19日開催時の調理メニュー
・ ごはんから作るお粥
・ とろみを付けたお味噌汁
・ 焼き鮭のとろみあんかけ
・ ブロッコリーのマヨネーズ和え

コンビニやスーパー等で購入できる食材を使い、
火を使わず電子レンジを使って。
包丁を使わずフォーク型マッシャーを使って。

20190128-2
(写真)フォーク型マッシャーを利用して、焼き鮭を食べやすい形に潰している工程

ご参加いただいた男性の方々からは

「意外とおいしい」「意外と作れる」

等の“介護食”に対するイメージが変化したと思われる感想が聞かれ、
ホッと一安心。

「はじめての男の介護食・料理教室」
「食べやすい食事」を身近に感じていただける
機会の一つになることを願っております。


さて、
次回は3月9日 土曜日!
・ パン粥
・ 煮込みハンバーグ
・ スープ
・ サラダ
・ デザート
を予定しています。

御茶ノ水にございます「 Kamulier(カムリエ)」での
開催になります。(東京都文京区本郷3-2-15 新興ビル1F)


ご興味のある方、ぜひお気軽にお問い合わせください。

20190128-3
栄養指導のご案内

「管理栄養士」をもっと身近に

こんにちは、管理栄養士の矢治です。

管理栄養士は・・・
「自分が食べているものに制限をかける人」
とイメージされている方も多いのではないでしょうか。

もしかすると、
一昔前の栄養食事指導はそうであったかもしれません。


しかし今は

“栄養指導”

ではなく

“栄養相談”

という視点をもって支援をしている管理栄養士が
数多くいます。


食事には様々な“楽しみ”が背景にあります。

・ 目で見て楽しむ
・ 香りを楽しむ
・ 噛んで楽しむ
・ のどごしを楽しむ
・ 家族や友人と一緒の空間を楽しむ などなど

“食事 = 楽しみ”

を支えるための職種であると考えています。


病院や学校、保健所などでの支援の他、
私のように在宅で支援をする管理栄養士もいます。

先日、その活動の様子を取り上げていただきました。


20181113-1
「地域栄養経営 No.2」
2018年10月1日発行
株式会社 日本医療企画


矢治さんタイトル
矢治さんコメント
「介護の日しんぶん2018」
2018年11月11日発行
株式会社シルバー産業新聞社



管理栄養士が
“身近に「食」を相談できる存在”
となり得るにはまだまだ時間がかかるかもしれませんが、

少しでも興味をもっていただけたら嬉しく思います。


栄養指導のご案内

「食事」のもつ役割


こんにちは、管理栄養士の矢治です。

私たちが普段何気なく食べている「食事」のもつ役割について、
職業柄かもしれませんが、よく考える機会があります。

生きるため…?

確かに、生きるために栄養を摂る必要があります。

しかし、生きる目的以外に
「食事」が生活の中の「楽しみ」になっている方も
多いのではないでしょうか。

目で見て楽しみ、香りを感じ、
食感や美味しさを味わい、
誰かと食事を共にする楽しみを感じ…

やはり、

“食事 = 楽しみ”

であって欲しいと願います。

現在、私が訪問している患者さまの中に
のみ込みの機能が弱まり、
食べものによる誤嚥や窒息を防ぐため
ムース状のお食事を召し上がられている方がいらっしゃいます。

その方が先日、

「お寿司が食べたいです」

とおっしゃいました。

食べたいものを食べる、とても大切なことと思います。

ただ、その中で、
「食べたいものを食べる」時間が、安全で楽しい時間となるよう
(必要があれば栄養価も考えて)
食事内容を検討・調整することも大切と感じています。

20180711-1

この写真は「お寿司が食べたい」とおっしゃった患者さまに
実際に召し上がっていただいたお寿司です。

メニューは、
まぐろのたたき、甘えびのたたき、サーモンのたたき。
(ガリもゼリーにしました)

魚をたたく時に、だしの素やマヨネーズを加えることで、
簡単になめらかさや美味しさをプラスすることができます。

また、酢飯は「やわらか しゃり玉」という、
㈱フードケアさまの商品を使用させていただきました。

20180711-2
※ 詳細をご覧になりたい方は ㈱フードケアさまのホームページをご覧ください。

ご自宅でも簡単にできる調理方法かと思いますので、
ご興味のある方はぜひ、お試しください。

今回このお寿司を提供した患者さまは
ご自身の手を使って満面の笑みでお寿司を頬張られ、
私たちの見守る中、安全に完食されました。

その方の喜びを共有できる時間は、
私たちにとっても、大変貴重な時間です。

「食事」がお一人お一人の生活に彩りを添える
存在になり得るよう、今後も取り組んでいきたいと思います。

栄養指導のご案内


「とろみ」をおいしく。

こんにちは、管理栄養士の矢治です。
今回は「とろみ」についてのお話です。


飲み込む力が弱くなる(反射が遅くなる)と、
水やお茶などを飲む際にむせ込みやすくなります。

これは、水やお茶などのようにサラサラした液体状のものは
喉を通るスピードが速いために、

その方のもっている“飲み込む力(反射のスピード)”
が追いつかないことによって引き起こされています。

このような際の対応の一つに「とろみ」を付けるという方法があり、
容易に安定した粘度の「とろみ」を付ける方法として

「とろみ調整食品」

( ※ 以下、とろみ剤 )の使用があげられます。


しかし、このとろみ剤に対して良い印象を持った方に
私自身、あまり出会ったことがないように感じています。

その原因の一つに、
その方に合った“適切な粘度”に調整されていなかった・・・
ということが考えられるのではないでしょうか。

「とろみ」は、ただ付けるだけでいいのではなく、

どの程度付けるのか

ということも、とても大切になります。

「日本摂食・嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類 2013」では
とろみの粘度を3段階に分けて示されています。

この3段階のとろみの粘度が分かりやすく示されているのがこちらの図、
㈱宮源さまからブログでの引用をご快諾いただけましたので
掲載させていただきました!

※ 「困ったときにひらく本 嚥下食Q&A 嚥下調整食のレシピ」冊子
(詳細をご覧になりたい方は ㈱宮源さまのホームページをご覧ください)

20180515-1

このように比較すると、
「とろみ」の粘度にも段階が色々あることがよく分かります。

どのくらいの粘度が適切であるのか、
「とろみ」を付ける際には、専門の医師や歯科医師、
言語聴覚士や管理栄養士などにご相談いただくことをお勧めいたします。


では最後に、今回のブログのタイトルでもある、

「とろみ」をおいしく。

に掛けまして、炭酸飲料へのとろみ剤の付け方をご紹介いたします。

通常、とろみ剤を加える際、ダマができないようよくかき混ぜるのが
一般的かと思いますが、炭酸飲料の場合、よくかき混ぜてしまうと
炭酸が抜けておいしくないですよね・・・

このような場合には
まず、炭酸飲料少量に「とろみ」を濃いめに付け、

20180515-2
残った炭酸飲料を少量ずつ、やさしくかき混ぜなから注ぎ入れることで、
炭酸飲料独特のシュワシュワを残すことができます。

※ 「とろみ」の粘度は、その方に適切な段階に調整してください

20180515-3
そして、この「とろみ」付き炭酸飲料は
当院のスタッフにも、とても好評の一品です!

やはり、提案する人も

「おいしい!」

と感じてお伝えできることが何よりも大切ではないかと思います。


たかが「とろみ」
されど「とろみ」

今回は「とろみ」のお話でした。

栄養指導のご案内



「節度ある適度な飲酒」を知り、上手に付き合う。

こんにちは、管理栄養士の矢治です。

20180409-1

こちらの写真は、
クリニック近隣の土手沿いの桜の様子です。

この土手沿いを通り患者さまのお宅へ訪問する時期が、
年を重ねるごとに楽しみの一つになっています。

今年は比較的天候が安定していたためか、
桜を楽しむことができる期間が長かったように感じます。

きっと、各地でお花見をされた方も多いことと思います。

・・・そして、

お花見と言えば、

お酒!!

ついつい飲みすぎて二日酔いに。
という方もいらっしゃったのではないでしょうか。

今回はそんな、

“飲酒”

にまつわるお話です。


ご存知の方も多いことと思いますが、
アルコールの代謝は主に肝臓で行なわれるため…

大量の飲酒を長期間にわたり続けていると肝臓を痛めつけるだけでなく、
高血圧症を始めとする全身の疾患にも影響を及ぼします。

そのため厚生労働省は、
飲酒習慣がある方の“節度ある適度な飲酒”について
「1日平均純アルコールで約 20g 程度」と示しています(健康日本21)。

これは、

ビール (アルコール度数5%) : 中瓶1本(500ml)
ワイン (アルコール度数12%) : ワイングラス1.5杯(200ml)
日本酒 (アルコール度数15%) : 約1合(160ml)
焼酎 (アルコール度数35%) : 約1/3合(70ml)
ウイスキー (アルコール度数43%) : ダブル1杯(60ml)

に該当する量になります。

ただし、女性高齢者などアルコール代謝能力の低い方
上記よりも少量の飲酒が好ましいことと注意喚起されています。

飲酒習慣がある方は、参考にしてみてください。


では最後に、
飲酒される際に組み合わせるとよい食材・料理について簡単にお話いたします。

飲酒される際には…

ビタミン・ミネラル

の摂取を意識することが大切です!

中でも、ビタミンB1はアルコールの代謝に重要なビタミンであるため、
ビタミンB1を多く含む“大豆豆腐” “豚肉”を使用した料理がオススメです。

また、野菜やきのこ類、海藻類を多く使用した料理の摂取も、
ビタミン・ミネラル類の効率的な摂取に繋がるため、意識できるとより良いです。


ぜひ、「節度ある適度な飲酒」の量を把握し、
一緒に食べる“おつまみ”にもひと工夫して…

お酒と上手にお付き合いいただければと思います。

栄養指導のご案内

「フランス料理」 と 「嚥下調整食」

こんにちは、管理栄養士の矢治です。

新横浜にある「HANZOYA」という
フランス料理のレストランをご存知でしょうか?

20180306-1

きれいですよね。
きらびやかな外装・内装に、目がキラキラしてしまいました。

先日、このHANZOYAで管理栄養士の方々とお食事してまいりましたので、
その時のお話を紹介してまいります。

食べることや食べものに色々な思いを馳せている
私たち管理栄養士一行がいただいたメニューは…

なんと

嚥下調整食フレンチ (Soulage(スラージュ))!!

皆さまは
「嚥下調整食」と聞いて、どのような食事をイメージされますか?

嚥下調整食とは、かみやすさや、のみこみやすさが考慮された、
「食べやすく調整した食事内容」をさします。

そのため、

ドロドロしているの?
見た目がよくないの?
おいしいの?

とイメージを抱かれる方も多いのではないでしょうか?

しかし、そんなことはありません !!

調理過程でのちょっとした工夫や
その方においしく食べて欲しい「思い」次第で…

見た目美しく、味もおいしい「嚥下調整食」にすることができます。
そしてそのような食事を召し上がる時間は、心温まる時間に成り得ると思います。


また、「かむ力」や「のみこむ力」は、
年を重ねると共に、弱まってくる機能でもあります。

国立長寿医療研究センターの
「在宅療養患者の摂取状況・栄養状態の把握に関する調査研究報告書」
(平成24年度 老人保健健康増進等事業)によると、

65歳以上の在宅で療養されている方のうち、
3割は「かむ力」に問題を、5割は「のみこむ力」に問題を生じていることが
示されています。


さて、前置きが長くなりましたが、
今回お伺いしたレストラン、新横浜のHANZOYA

まず、こちらの写真をご覧ください。
コースでいただいた料理の中の一品ですが…

20180307-1

美しく盛り付けされた蒸し魚の一品。

食べてびっくり…!!

ほぼ力を加えずにつぶせる固さで
喉ごしもベタつかずなめらか。あぁ、幸せ…


コース料理をいただいた後、
加藤英二オーナーシェフからお話をお伺いすることができました。

お伺いして、なるほど!と感じたのが、

そもそもフランス料理は
ピューレ状やゼリー状、ポタージュ状などのようになめらかな食感が特徴的で、
「嚥下調整食(かみやすい・のみこみやすい食事)」に似ているということ。

そして、加藤シェフはおっしゃいます。
「嚥下調整食のフランス料理」は決して特別な調理工程ではないと。

言うまでもないのですが、
料理全てにおいて調理技術が光っていました。

加熱温度の微妙な調整やこだわったミキサーのかけ方、
食材のもつ特性を活かした調理方法の数々。

どれもため息が出てしまう技法ばかりでした。

「かむ力」や「のみこむ力」が弱まったとしても、
目がおいしい、胃がおいしい、心がおいしくなる料理を
ご家族やご友人と外出先でいただけることのできる場の存在に、胸があつくなりました。


「嚥下調整食」という食事が、私たちにとって遠いい存在ではなく、
身近なところに当たり前に存在する社会になっていけたら…と願う今日この頃です。

栄養指導のご案内

「認知症」と「食事・栄養」

こんにちは、管理栄養士の矢治です。

先月、葛飾区の医師会館にて
「もの忘れ予防・フェスタin葛飾」
というイベントが開催されました!

そのイベント内で
「認知症」と「食事・栄養」について
お話する機会をいただきましたので、

今回のブログは、
その時にお話した内容を、少しだけ紹介できればと思います。

201712201

最近はテレビや雑誌などを通じて、
「○○が認知症発症予防に効く!」
と、耳にする機会が多いかと思います。

ただ、ここで気を付けていただきたいことがあります。

確かに、
認知症と食事に関する研究は数多く報告されています。

しかし、その多くは日常的な行動を調査した
“観察研究”によって導き出された結果であり、

特定の食べものや栄養素が認知症と関連するという
確定的な結果は得られていないのが現状です。
(「認知症疾患ガイドライン2017」より)

一方、ガイドライン上で
認知症との関連性が示されている事柄もあり、

それが、認知症発症のリスクを上げる“危険因子”
リスクを下げる“防御因子”になります。

【 認知症発症予防のために修正可能な危険因子 】
喫煙、運動不足、高血圧、糖尿病など

【 認知症発症予防のための防御因子 】
運動習慣、社会的参加、食事への配慮など

食事関連に絞って要約すると…
高血圧や糖尿病のような慢性的な病態を改善させる
「食事への配慮」
が、認知症の発症予防に有効的であるということです。

「食事への配慮」とは、
簡単に述べると「栄養バランスの整った食事」のことを指します。
(平成29年6月のブログをご参照ください!)

日常生活の中で行動が習慣化され身に染み付いていることは、
年を重ねても比較的無意識的に行なえると言われています。

つまり、「栄養バランスを考えた食材の組み合わせ」や
「適度な水分補給」などの食事に関する行動を、
無意識的に行なえる“自身の習慣”としていくことが
今からできる対策の一つなのではないかと考えております。


そして、なによりも大切なことは…
“食べることをいかに楽しむかということ”
これに尽きるのではないかと思います。

年末年始はイベントの多い時期です。
ぜひ、ご家族やご友人方と、楽しい時間をお過ごしください。

栄養指導のご案内

「口」のお手入れ、されていますか?

こんにちは、管理栄養士の矢治です。

先日、かかりつけの歯医者で歯科検診を受診してきました。

歯科検診直前に、いつもより丁寧にブラッシングをしたことは、
ここだけのお話にしておきましょう。

CMで聞き覚えのある、
「歯医者さんに褒められる歯に」というフレーズ。
実際に歯医者さんに褒められるとうれしいですよね。

さて、
「栄養とお口のことが関係しているの?」
と思われる方も多いかと思いますが、

今回は、そんな「口」のことを少しお話いたします。


もしも・・・

歯肉の炎症や虫歯が悪化していたら?
入れ歯が合っていなかったら?
口の中に傷ができていたら?

“おいしく”食事を食べることは難しいですよね。

食事を“おいしく”食べるためには、
「口」が元気であることが大きく影響します。

また、歯周病の原因菌は
血流にのって他の病気を引き起こす恐れがあります。

そして、
抵抗力・免疫力が低下しているご高齢者等の場合、
「口」のケアが不十分な状況下は・・・
誤嚥性肺炎のリスクを高くします。

だからこそ、
必要に応じて栄養士も、「口」の確認をすることがあります。

「最近、食事の量が減った」
「最近、やわらかいものしか食べなくなった」
「最近、お話することが減った」

生活の変化の原因を探る上で、
「口」の環境は大きなヒントになります。


厚生労働省により平成28年10~11月に実施された
「国民健康・栄養調査」の結果が、今年の9月に発表されました。

その中で、
過去1年間に歯科検診を受診した人の割合(総数)について
平成 21 年、24 年、28 年の年次推移がまとめられています。

(年齢調整した数値)
平成 21 年  33.8%
平成 24 年  47.0%
平成 28 年  51.5%

約半数という結果で過去と比較すると増加はしているものの、
「健康日本21(第二次)」の目標値 65% には満たない状況です。


日々の「口」のケア、
そして定期的な歯科受診による「口」のケア。

「口」のケアによる私たちの身体への効果はとても大きいです。

ぜひ、「口」のお手入れを習慣化して、
お口から健康な生活を送っていただければと思います。

栄養食事指導について、詳しくはこちら

「栄養補助食品」とは?

こんにちは、管理栄養士の矢治です。

今回は、最近ドラッグストアなどのお店でも手軽に購入が
可能となった「栄養補助食品」についてお話いたします。

「栄養補助食品」とは、少量でエネルギーやたんぱく質、
ビタミンや鉄などの微量元素をまとめて摂ることができる
心強い食品です。

一度に食べることのできる食事量が少ない時、
食欲があまりない時・・・

健康な身体の状態を保つためには、
一人一人の体格や活動量などに見合った栄養が必要になります。

特に、短期間で体重が急激に減少している場合などは
栄養が不足している可能性が大きいと思われます。

もちろん、「栄養補助食品」がその方に必要か否かは
医師や管理栄養士にご相談いただくことをお勧めいたします。

手軽に必要な栄養を補うことのできる
「栄養補助食品」は、そのまま召し上がる方法以外に、

アイスやスムージー、
スープやフレンチトーストなどの料理にアレンジすることで
甘いものが苦手な方や、より効率的に栄養を補いたい方への
受け入れが効果的になります。

それぞれの方法などご興味のある方は、
お近くの栄養士にぜひご相談ください。

ここではゼラチンを利用してプリン状にする
簡単な方法を紹介いたします。

今回使用した「栄養補助食品」は
株式会社 クリニコさんのエンジョイクリミールです。

2017102001
< 材料 >
・ 栄養補助食品 125ml
・ 粉ゼラチン3g(全体水分量の2%弱)+ 水20ml

耐熱容器に水を入れ、粉ゼラチンを溶かし、
電子レンジに30秒程かけて煮溶かす
 ↓
栄養補助食品と煮溶かしたゼラチンを混ぜ、
容器に入れて冷やし固める
 ↓
甘味がかなり抑えられるので、
お好みでメープルシロップなどをかける

2017102002
※ レシピ参考文献 : 在宅チーム医療栄養管理研究会(2014)「在宅高齢者食事ケアガイド」

「栄養補助食品」は、飲料タイプの他に半固形タイプなど、
形状や付加されている栄養素などに違いがあります。

必要に応じて、その方に合った適切な「栄養補助食品」を
選択していくことが大切です。

そして、「食べること」が栄養補給の目的だけでなく
生活の中の「たのしみ」に繋がっていければと思います。

栄養食事指導のご案内について詳しくはこちら

乳和食でおいしく減塩を!

こんにちは、管理栄養士の矢治です。

「乳和食」という言葉をご存知でしょうか?

「乳和食」とはその名の通り、
和食”と“(牛乳)”を組み合わせた調理方法です。

和食は健康的であると世界的にも注目されている一方、
塩分の量が多くなりやすいという欠点があります。

「和食」と「牛乳」
意外な組み合わせと感じる方も多いのではないかと思いますが、
味噌や醤油などの使用量を減らした分、牛乳を加えることで…

牛乳ならではのコク旨味がプラスされ、
単純に味付けを薄くしただけの減塩とは異なり
おいしく減塩ができます。

先日、70代男性のお宅に栄養相談で訪問した際、
漬け物やお味噌汁、佃煮などを毎食召し上がられていたことで
塩分の量が多くなっていたため、
作成したプリントをお渡しして「乳和食」について提案いたしました。

2017080901

ご興味のある方は、
ぜひ一度…
「乳和食」
で検索してみてください♪
(“一般社団法人 Jミルク”のサイトが見やすくてオススメです)

栄養食事指導のご案内について詳しくはこちら